URARAクリニック

【医師監修】ケトジェニックダイエットの効果とリスク|何キロ痩せる?糖尿病治療中の方の注意点

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「ケトジェニックダイエットは何キロくらい痩せる?」「危険だと聞いたけど大丈夫?」「やめたほうがいい人はいる?」と気になっている方も多いでしょう。

ケトジェニックダイエットは、糖質を極端に減らして脂質を主なエネルギー源にする食事法です。効果が期待できる場面がある一方で、糖尿病の治療薬を使っている方には重大なリスクがあることが知られています。

この記事では、仕組みと期待されている効果、体重の変化に水分が含まれること、糖尿病治療薬を使っている方の注意点、そのほか注意が必要な人までを、医師の監修のもとで解説します。

【監修医師】与那覇 靖(URARAクリニック 統括院長)

浜松医科大学卒業。日本内科学会・日本抗加齢学会・日本肥満症治療学会所属。

安全のため、以下に当てはまる方はサービスを提供できないことが多くございます。何卒ご留意ください。

18歳未満75歳以上/BMIが18.5以下/がん/心疾患/肝疾患/腎疾患/妊娠中/授乳中/産後3ヶ月以内の方

1型糖尿病の方やインスリンを使用中の方は、自己判断で糖質制限やインスリンの量を減らさないでください。インスリンが不足した状態で強い糖質制限を行うと、血糖値が高くなくてもケトアシドーシスが起こるおそれがあります。SGLT2阻害薬を使用中の方も、糖尿病の有無にかかわらず自己判断でケトジェニックダイエットを始めないでください。BMI18.5未満の方、成長期の方、妊娠中・授乳中の方、腎臓・肝臓に持病がある方、摂食障害の診断歴がある方・過食や嘔吐、強い食事制限がある方も、始める前に医師に相談してください。

ケトジェニックダイエットとは?効果とリスクを先に結論

タブレットで漢方について調べる女性

結論:ケトジェニックダイエットは、糖質を1日20〜50g程度など極端に減らし、脂質を主なエネルギー源にする食事法です。糖質摂取を大きく減らせば体重が減少する場合がありますが、この食事法に固有の減量幅やほかの食事法に対する優位性は、この記事の情報だけでは判断できません。体重の変化には水分の減少が含まれることや、糖尿病の治療薬を使っている方に重大なリスクがあることにも注意が必要です。

「ケトジェニック」は、体が糖質の代わりに脂肪を分解してできる「ケトン体」をエネルギー源として使う状態(ケトーシス)を指します。一般的な糖質制限よりも糖質の量を厳しく制限する点が特徴です。

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体重はどのくらい落ちる?水分の減少が含まれることに注意

朝、キッチンで水を飲む女性

糖質を極端に減らすと、肝臓や筋肉に蓄えられていた「グリコーゲン」がエネルギーとして使われて減っていきます。グリコーゲンは水分と結びついて蓄えられているため、グリコーゲンが減ると、それに伴って体内の水分も一緒に失われます。

そのため、ケトジェニックダイエットを始めて数日〜1週間程度で体重が大きく減ったように感じても、その一部は体脂肪ではなく、グリコーゲンの減少に伴う水分変化や、ナトリウム・水分の排泄変化によるものです。糖質のとり方を元に戻すと体重が増えることがありますが、それがすべて体脂肪の再増加とは限りません。強い口渇や立ちくらみなど症状を伴う場合は、単なる減量の経過と考えず医療機関に相談してください。「何キロ落ちるか」は個人差が大きく、体脂肪の減少量とイコールではないと考えて臨みましょう。


期待されている効果と減量の目安

川沿いの道を軽やかに歩く女性

ケトジェニックダイエットで何kg減るかは一律には予測できません。開始時の体重、摂取エネルギー、期間などによって異なり、開始直後の変化には水分も含まれます。厚生労働省の情報では、肥満や代謝上のリスクがある方を念頭に、体重の3〜5%を3〜4か月かけて減らすことが目安とされ、数%の緩やかな減量でも血圧・血糖・脂質などの検査値の改善が見込まれる場合があるとされていますが、これはケトジェニックダイエットによる減量量や効果を予測するものではありません。

症状だけでケトーシスかどうか分かる?

息のにおいや口渇、一時的な倦怠感だけで、ケトーシスの状態や減量効果は判断できません。特に糖尿病のある方やSGLT2阻害薬を使用中の方は、吐き気・嘔吐、腹痛、強いだるさなどがあれば、血糖値が高くなくても速やかに医療機関へ連絡・受診してください。息苦しさや意識の異常がある場合は救急要請が必要です。

中止・受診が必要な場合は?

めまいや動悸、強い倦怠感、集中力の低下などがある場合は、無理に続けずに中止し、必要に応じて医療機関に相談してください。前項の吐き気・嘔吐、腹痛などケトアシドーシスが疑われる症状がある場合は、様子を見ずにすぐに受診してください。もともと糖尿病の治療薬を使っている方や、腎臓・肝臓に持病がある方は、自己判断で始める前に主治医に相談してください。

URARAクリニックの公式LINEでは、カウンセリングのご予約やご相談を受け付けています。

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SGLT2阻害薬・インスリンを使っている方への重大なリスク

医師にダイエットの相談をする男性

SGLT2阻害薬を使用中の方は、糖尿病の有無や処方目的にかかわらず、自己判断でケトジェニックダイエットを始めないでください。SGLT2阻害薬は尿から糖を排出することで血糖値を下げる薬で、糖尿病のほか心不全や慢性腎臓病の治療にも使われています。糖質の摂取量が極端に少ない状態が重なると、血糖値がそれほど高くなくても起こる「正常血糖ケトアシドーシス」のリスクが高まることが、日本糖尿病学会の「SGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation」で注意喚起されています。初期症状には、吐き気・嘔吐、食欲の低下、腹痛などがあり、血糖値が正常に近くても油断はできません。

インスリンやSU薬などを使用中の方は、糖質摂取量を急に減らすと低血糖を起こすことがあります。一方、特に1型糖尿病の方では、インスリンの中断や過度の減量によってケトアシドーシスが起こるおそれがあります。食事量が減っても自己判断でインスリンを中断・減量せず、食事を変える前に主治医と対応を決めてください。低血糖の症状がある場合は、糖質制限よりその対処を優先してください。

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そのほか注意が必要な人

窓辺で温かいお茶を飲みくつろぐ女性
  • 腎臓の病気がある方:病状に応じた栄養管理が必要です。自己判断で糖質・脂質・たんぱく質の配分を大きく変えないでください。ケトーシスや脱水に伴って尿酸値が上昇する場合があり、高尿酸血症や痛風のある方も注意が必要です
  • 肝臓の病気がある方:病状に応じた栄養管理が必要で、自己判断で食事内容を大きく変えないでください
  • 利尿薬・降圧薬などを使用中の方:脱水や血圧低下が起こりやすくなる場合があります
  • 妊娠中・授乳中の方:赤ちゃんの発育に必要な栄養素が不足したり、母体に負担がかかったりするリスクがあるため、自己判断で行わないようにしましょう
  • 摂食障害の診断歴がある方、または過食・嘔吐や強い食事制限がある方:厳格な食事制限が症状の悪化につながることがあります
  • 成長期のお子さま:発育に必要な栄養素が不足するおそれがあります
  • 減量が必要ないBMI18.5未満の方:さらなる体重減少は健康リスクになり得ます

上記に当てはまる方は、ケトジェニックダイエットを自己判断で始めず、医師に相談してください。


医療ダイエットとの違い

診察室で医師の説明を聞く女性

ケトジェニックダイエットは食事法の一つであり、医療者の管理下で行われる場合もあります。持病や服薬がある方は、まず主治医に減量の必要性と適切な方法を相談してください。

URARAクリニックの『医療美痩身』では、管理栄養士による栄養指導をはじめ、診察の結果に応じて内服薬・注射薬・機器による施術などの必要性を医師が判断し、組み合わせる複合治療をご提案しています(自由診療・効果には個人差があります)。当院の複合治療にもリスクや適応上の制限があり、診察の結果、治療をご案内できない場合があります。

まずはお気軽に無料カウンセリング予約をお申し込みください。ご自身のダイエット目的・健康状態に合わせたプランをご提案します。

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食事の見直しだけで体重が落ちにくいときは

URARAクリニックの受付

糖質量を見直しても体重が落ちにくい、または持病があって食事法を自己流で試すのが不安な場合は、食事の内容や量、生活リズムなど、原因を一緒に見直すことが大切です。

URARAクリニックの『医療美痩身』では、全身の体重・体型の管理を目的に、管理栄養士による栄養指導をはじめ、診察の結果に応じて内服薬・注射薬・機器による施術などの必要性を医師が判断し、組み合わせる複合治療をご提案しています(自由診療・効果には個人差があります)。

URARAクリニックの症例

症例No.00122 施術前後の変化(正面)30代女性の医療美痩身症例

症例No.00122|30代女性・163cm|74.6kg→69.3kg(−5.3kg)

治療内容:遺伝子検査、次世代医療機器、脂肪溶解注射、ダイエット点滴、ダイエット薬、オリジナルサプリメント、NMNサプリ、漢方サプリ、プロテイン、医師の問診、栄養指導 症例の詳細を見る

症例No.00118 施術前後の変化(正面)40代女性の医療美痩身症例

症例No.00118|40代女性・148cm|72.2kg→69.2kg(−3.0kg)

治療内容:遺伝子検査、次世代医療機器、脂肪溶解注射、ダイエット点滴、ダイエット薬、オリジナルサプリメント、NMNサプリ、漢方サプリ、プロテイン、医師の問診、栄養指導 症例の詳細を見る

症例No.00120 施術前後の変化(正面)50代男性の医療美痩身症例

症例No.00120|50代男性・168cm|73.0kg→69.4kg(−3.6kg)

治療内容:遺伝子検査、次世代医療機器、脂肪溶解注射、ダイエット点滴、ダイエット薬、オリジナルサプリメント、NMNサプリ、漢方サプリ、プロテイン、医師の問診、栄養指導 症例の詳細を見る

治療期間の目安:3ヶ月程度(通院は月1〜4回程度)

※コース総額 97,000円〜1,812,000円(税込)。表示の月額は当社指定の信販会社をご利用した分割料金。詳細はカウンセリング時にご説明します。

副作用・リスク:赤み、ヒリヒリ感、稀に強いひりつきや水ぶくれ、知覚過敏、無感覚、内出血、じんましん、凍傷、施術後数日の痛みやしびれ、便秘、吐気、腹満、下痢、倦怠感、頭痛などの症状が出る場合があります。

※効果には個人差があります。

上の症例は、URARAクリニックの『医療美痩身』を実際に受けた方で、体重の変化は複合治療全体の結果です(ケトジェニックダイエットの効果を示すものではありません)。治療の内容・標準的な費用・主なリスクは、施術・料金のページとカウンセリングでご確認ください。

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よくある質問

医師の説明を聞く女性

Q. ケトジェニックダイエットで何キロ痩せますか?

一律には予測できません。開始時の体重、摂取エネルギー、期間などによって異なり、開始直後の体重減少には体脂肪ではなく水分の減少が含まれます。肥満や代謝上のリスクがある方に設定される一般的な減量目標(体重の3〜5%を3〜4か月)は、この食事法による効果を予測するものではありません。

Q. 症状だけでケトーシスかどうか分かりますか?

分かりません。息のにおいや口渇、倦怠感は、減量効果や安全性を確認する指標にはなりません。糖尿病のある方やSGLT2阻害薬を使用中の方は、吐き気・嘔吐、腹痛、強いだるさなどがあれば、血糖値が高くなくても速やかに受診してください。

Q. 糖尿病の薬を使っていますが、ケトジェニックダイエットをしても大丈夫ですか?

SGLT2阻害薬を使用中の方は、糖尿病の有無にかかわらず自己判断で始めないでください。血糖値が高くなくても正常血糖ケトアシドーシスが起こるおそれがあります。インスリンやSU薬を使用中の方は低血糖に注意が必要で、特に1型糖尿病の方はインスリンの中断・減量でケトアシドーシスが起こるおそれがあります。食事を変える前に主治医に相談してください。

Q. ケトジェニックダイエットはやめたほうがいいですか?

めまいや動悸、強い倦怠感がある場合は無理に続けず中止し、必要に応じて医療機関に相談してください。吐き気・嘔吐、腹痛などケトアシドーシスが疑われる症状がある場合は、様子を見ずにすぐに受診してください。糖尿病治療中の方、腎臓・肝臓に持病がある方、妊娠中・授乳中の方、摂食障害の診断歴や強い食事制限がある方は、自己判断で始めず医師に相談してください。

Q. ケトジェニックダイエット中に何を食べればいいですか?

食品の配分は健康状態や必要なエネルギー量によって異なるため、一律の実践メニューは示せません。脂質を増やす場合もその種類や食物繊維・ビタミン・ミネラルの確保に配慮が必要です。自己判断で長期間続けず、実施の必要性や継続期間を医師・管理栄養士に相談してください。

Q. ケトジェニックダイエットにデメリットはありますか?

栄養バランスの偏りや体調不良(倦怠感・便通の変化など)が起こることがあります。SGLT2阻害薬やインスリンなどの糖尿病治療薬を使っている方には、ケトアシドーシスや低血糖という重大なリスクもあります。

Q. ケトジェニックダイエットの期間はどのくらいが目安ですか?

決まった期間はありません。自己判断で長期間続けず、実施の必要性や継続期間を医師・管理栄養士に相談してください。体調だけでは判断できない変化もあるため、体調不良を感じたら期間の途中でも中止しましょう。

Q. 妊娠中・授乳中でもケトジェニックダイエットはできますか?

妊娠中・授乳中の方は、赤ちゃんの発育に必要な栄養素が不足するリスクなどがあるため、自己判断で行わず、主治医に相談してください。

まとめ

川沿いの並木道をウォーキングする女性

ケトジェニックダイエットは、糖質を極端に減らして脂質を主なエネルギー源にする食事法です。糖質摂取を大きく減らせば体重が減少する場合がありますが、体重の変化には水分の減少が含まれること、SGLT2阻害薬やインスリンを使っている方には重大なリスクがあることに注意が必要です。

SGLT2阻害薬を使用中の方は糖尿病の有無にかかわらず、インスリンを使用中の方(特に1型糖尿病の方)は自己判断でインスリンを中断・減量せず、始める前に主治医に相談してください。腎臓・肝臓に持病がある方、妊娠中・授乳中の方、摂食障害の診断歴や強い食事制限がある方も、自己判断で始めず医師に相談してください。吐き気・嘔吐、腹痛、強いだるさなどケトアシドーシスが疑われる症状がある場合は、様子を見ずにすぐに受診してください。

URARAクリニックでは、医師が診察し、管理栄養士と連携しながら、一人ひとりの状態に合わせた全身の体重・体型管理『医療美痩身』をご提案しています。

まずはお気軽に無料カウンセリング予約をお申し込みください。ご自身のダイエット目的・健康状態に合わせたプランをご提案します。

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記事の監修者

20年以上にわたり、内科医として循環器や糖尿病患者の診療を担当してきました。疾病を予防するためには、肥満を克服することが極めて重要ですが、健康的な方法での体重減少は簡単なことではありません。痩身が実現できないかとの思いから、医療痩身の分野に足を踏み入れました。信頼性の高いエビデンスに基づいた新しい痩身メソッドの確立を目指し、『美痩身』を実現するために尽力しています。

人生100年時代における美容と健康に貢献すべく、医療技術及び健康への飽くなき探求を行い、”美と健康の医療的プロフェッショナル集団”であり続けるよう、日々邁進しております。ぜひご来院お待ちしております。

【経歴】

  • 1992年3月 浜松医科大学卒業
  • 1998年4月 名古屋大学医学部附属病院勤務
  • 2000年10月 医療法人尚徳会ヨナハ総合病院勤務
  • 2015年4月 医療法人尚豊会みたき総合病院勤務

【所属学会】

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会
  • 日本人間ドック学会
  • 日本抗加齢学会
  • 日本再生医療学会
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